オルネ ド フォイユ:フランス雑貨やアンティーク家具のインテリアショップ


現代美術に没頭していた頃、自身の作品と。

市川草介さん
「森彦」代表/焙煎師

全国のコーヒー好きの心をつかんで離さない、自家焙煎で知られる北海道のカフェ「森彦」。直火にこだわったロースト、少量生産による徹底した品質管理、常識にとらわれないブレンド……。そのこだわりを知れば知るほど、コーヒーの味わいに一段と深みが増していくようです。焙煎をてがけるのは、オーナーでもある、市川草介さん。コーヒーとの出合い、そして日々の暮らしについて教えてくれました。

「北海道から抜けだせない理由」

豆を挽くところから始めるコーヒーは、一種儀式めいた独特の世界があるが、自分にとってそのルーツは祖父の淹れてくれた「本スタントコーヒー」から始まったように思う。

コーヒーとの出会いは小学生の頃。明治生まれの祖父が手挽きのミルでコーヒーをドリップしてよく飲ませてくれた。祖父はそうやって淹れたコーヒーを「インスタントコーヒー」に対して、何故か「本スタントコーヒー(本物のコーヒーということ)」と呼んでいた。

僕は現在、コーヒー屋とデザイナーの二足のわらじを履いている。父親もグラフィックデザイナーだから、自然と自分もデザインの道を選んだようだ。父親との違いと言えば、もう片方でコーヒーの焙煎をなりわいにしているという事。

普段はコーヒーのことばかり考えて生活しているが、それでも休みの時は気分転換も兼ねて釣りに出かける。記憶を辿ると、コーヒーに携わるようになったのとほぼ同時に釣りの趣味も始めたようだ。北海道はコーヒーを焙煎するにも渓流釣りをするにも恵まれた場所であると思う。焙煎は湿度を嫌い、また冷涼な気候が美しい魚を育むから。

今は札幌に住んでいるが、車で1、2時間も走ると、それこそ熊が出るような場所が現れてくる。だから車で3時間なんて走ると大変なところまで行ってしまう。ここ何年かその3時間コースとして道南地方によく出掛ける。目的は釣りであったり、キノコ狩りであったり、紅葉を観に行ったり……。

そのうち、川の近くで焙煎小屋を建てコーヒーの仕事の合間に釣りに出かける、そんな生活を夢見ている。美しい景色をながめながら釣り糸を垂れ、傍らに美味しいコーヒーがあれば、もうそれ以上は何も望まない。

 

PROFILE
市川草介 SOUSUKE ICHIKAWA
焙煎師/クリエイター/アトリエ・モリヒコ代表
東京生まれ。円山の「森彦」代表。釣り、書、CGと多趣味がたたり、COFFEEの焙煎に行きつく。究極のCOFFEEを求めて、ニュークロップ、直火釜、ハンドドリップの世界を若い世代に伝えたく活動開始。プロ向けCOFFEEも開拓中。

SHOP DATA
森 彦
住所:札幌市中央区南2条西26丁目2-18
電話:011-622-8880
営業時間:12:00〜22:30
定休日:不定休(年末年始休み)
ホームページ:http://www.morihiko-coffee.com/

◎オルネ ド フォイユ青山店にて、森彦のコーヒー豆お取り扱い中です。

 

 

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