オルネ ド フォイユ:フランス雑貨やアンティーク家具のインテリアショップ

伊藤まさこさん
スタイリスト

スタイリストとしてはもちろん、その暮らし方、生き方が多くの人からの支持を集めている、伊藤まさこさん。料理まわりのスタイリングを得意としているだけあって、“食”へのこだわりも並ではありません。著書『フランスのおいしい休日』では、「おいしいもの」を求めて、フランスのアルザス、バスク地方を旅したという伊藤さんに、旅のこぼれ話を伺いました。

 
『フランスのおいしい休日』出版記念イベントを2007年11月17日(土)〜25日(日)オルネ ド フォイユで開催。→詳細はこちら

「アルザスとバスクの“おいしいもの”」

―― 今回の旅での、それぞれの土地の印象を教えてください。

アルザスはワイン街道が有名ですが、ドイツの影響もうけてか、ビールも豊富。ビールにぴったりの料理もたくさん見られました。もちろんアルザスワインとも相性の良い料理にもたくさん出会いましたよ。どれもが素朴であたたかくて優しい味がしました。また、お菓子の種類も豊富。良質の果物がたくさんとれるからかもしれませんね。フルーツのタルトなどもアルザスが発祥らしいですよ。豚肉の料理や、加工食品も多く、ボリュームがすごい! 自分では食いしん坊で大食いと思っていましたが、大盛りのシュークルートをアルザスワインと一緒にぺろりと平らげるアルザシアンの前では私は子どものようなものだな、と思い知りました。

バスクは海と山があり、そのどちらもおいしいものの宝庫でしたね。生ハムやサラミのおいしさに目を見張り、ピーマンの奥深い甘みと辛みに酔いしれ、魚介の新鮮さに大喜び! 毎日、何度、「おいしい!」という言葉を言ったでしょうか……。

……と、食べることばかりになってしまいましたが、それだけ、毎日おいしいものに巡り会いました。フランスの地方にはその地方独特の食文化があることを実感した旅でした。どちらの地方も“自分が住む場所を愛している”という印象を持ちましたね。食は人の生活には切っても切り離せないものです。旅をしたきっかけは「おいしいものが食べたい」でしたが、おいしいものに出会ううちに、その土地の気候や風土、習慣なども知ることができ、充実した旅になりました。


―― 『フランスのおいしい休日』ではいろいろな食べ物を紹介されてますが、おすすめ料理やお菓子は?


伊藤さんの新刊やイベントについて
詳しくは→こちらのページへ

アルザスはまず、クリスティーヌ・フェルベールさんのコンフィチュール。このコンフィチュールがアルザスを旅するきっかけになったのですから。作り方も教えていただきましたが、ひとつひとつ丁寧な仕事ぶりにびっくり。一緒に作ったコンフィチュールは一生の思い出になりました。

バスクは、「ガトーバスク」という、バスク産の黒さくらんぼのジャム入りのタルトが印象的でした。とても素朴で、飽きのこない味。お母さんが作るおやつというかんじのお菓子です。作り方も簡単なのにどうして日本で売られていないかがとっても不思議。本の中には作り方も出ていますので、ぜひ作ってみてください。

この本を読んで、「旅してみたい!食べてみたい!」
旅のきっかけになったらいいなと思います。


―― 最後にイベントに来られる方にメッセージをお願いします。

パリから先の田舎町には、まだ見ぬおいしいものがたくさんでした。
私が旅をして出会ったおいしいものが、本の中にはたくさん。
今読み返してもおいしそうな香りや味が蘇ってくるほど。

イベントでは、フランスの旅で出会った食材や雑貨をディスプレーします。
少しでもフランスの田舎を旅した気分になっていただけたらうれしい。

 

PROFILE
伊藤まさこ MASAKO ITO
スタイリスト。1970年、横浜生まれ。文化服装学院でデザインと服づくりを学び、料理や雑貨など、暮らしまわりのスタイリングを中心に活躍。『ボンジュール! パリのまち』(集英社)など著書多数。

 

 

コラムトップへ戻る

SHOP INFO
COLUMN
BLOG