チーコさんのお花講座〜オルネの定番ベース〜

東京・幡ヶ谷にある小さなお花屋さん「Forager」のチーコさんに、前回新商品のストーンウェアベースにお花を生けて頂きましたが、その際にオルネの定番のベースたちにも生けて頂きましたので、今回ご紹介させて頂きます!

今回もすっごく可愛いですよ!!!

まずはオルネで一番人気のベースです!どんなお花が合うでしょうか?

このベースは見た目の体重が軽そうなので、同じように軽やかなお花が合うと思います!
口が細いので、一輪だけでも良いですし、茎が細いものを5〜7本くらい生けても良いですね。

葉が取ってある状態でお店に並んでいるお花なら、あえて別の葉を加えてあげても面白いと思います。
皆さんにはこうやってどんどん遊んでほしいですね!

次にウォールベース!チーコさんが思う、このベースの良いところって何ですか?
少ない本数でも楽しめるので、夏でもお花を飾るのを諦めなくてよさそうですね。

ウォールベースの一番の特徴は「平面で見ること」だと思います。
片面だけという制限があるからこそ、迷いなく生けられますし、生けただけで絵になって、標本っぽさがあり可愛いなと思います。
お花は一輪でも良いし、動きのある葉だけでも十分絵になりますよ。

ウォールベースの生け方のポイントを教えてください

少ない本数を生けるからこそ、お花や葉の動きを活かしてあげることが大切です。
しっかり観察して、それぞれのクセを見極めてくださいね。

お花選びのポイントですが、小さめのベースでお水をたくさん入れられるわけではないので、お花を買う際にお花屋さんで「水が少なめでも大丈夫ですか」と聞いてみるのがオススメです。

水の量って意外に気にされる方は少ないかもしれませんが、水圧が茎にかかることで水の流れが良くなるので、それぞれのお花に適した水の量があるんです。
お花屋さんでたくさん質問しながら、お花を買って、是非そのお花に合った生け方をしてみてください。

また、ウォールベースに限ったことではありませんが、葉がついているお花を生ける際は口の部分に葉の生えはじめがくるとバランスが良くなりますよ。

こちらはオルネで人気の陶器のベースです!それぞれ雰囲気が違いますが、どのように生けたら良いでしょうか?

ラウンドベースは土ものでどっしりとしているので、高さを出すよりは横にボリューム感を出して、雪だるまのようなシルエットにするのがオススメです。

オーバルベースはラウンドベースよりは高さがありますし、コロンと優しい感じがしたので、あえて軽やかなものを合わせてボリューム感を出しても面白いと思います。
また、どちらもマットな質感なので、同じくマットで落ち着いた感じのお花や葉を合わせてあげると統一感が出ますよ。

このフラワーベースのように、口の広いピッチャーはチューリップとの相性が良さそうですね。
チューリップ単体でも可愛いですし、今回はユーカリの葉を合わせてみました!
動きのある葉と合わせることで、チューリップの単調さが解消されるんです。

このホワイトジャグは、やや広口なので、背は高いですがバランス取りやすくて使いやすいと思います。何種類か生けられると思うので、ブーケのような仕上がりになって遊びやすいのではないでしょうか!
今回はダスティーカラーの落ち着いた色味で統一感を出しながら、見た目の体重が重いものと軽いものを組み合わせてみました。
見た目の体重が違うものを組み合わせる時は、重いものを下に、軽いものを上に持ってくるとバランスが取れます。

最後に番外編です!こちらは4月に新入荷するベースです。こういう広口のベースは難しいイメージがあるのですが、どのように生けたら良いでしょうか?

小さいものには球根がオススメです。

大きいものは難しいですよね。
ポイントは葉です!
葉でボリューム感を出すとバランスが取りやすいと思います。
葉を最初に生けて、その間に花を差し込んでいくようなイメージで生けてみてください。

あとは葉が立派なお花、枝分かれしているお花を選んで生けるのもオススメですよ。
そういうお花は生けたときにボリューム感が出やすいので、広口のベースにはぴったりです!
逆に1本に1花のものは、口が狭いベースの方が良いですね。

また、庭でお花を育ててる人がいたら、間引いたお花をガサッと生けてあげても可愛いと思います。

みなさまいかがでしたか?
こうして色々と教えていただくと、実際にやってみたくなりますね。

ご自宅にお花や花器を迎える時はぜひ参考になさってください!

チーコさんのお花講座〜ストーンウェアベース〜

デンマークからストーンウェアのベースが届きました!

今回はなんと!東京・幡ヶ谷にある小さなお花屋さん「Forager」のチーコさんにお花を生けて頂きました!

とっても可愛い…!!!

Foragerさんが扱っているのは「普通なら脇役になる花」がほとんどで、気軽に部屋に飾れるような、おだやかな印象の花が並んでいます。

今回は見慣れないお花や動きの面白い葉を持ってきてくださったので、スタッフみんなでずっと可愛い!って言いながら、わいわいと楽しくチーコさんにお花を生ける時のポイントを教えて頂きましたので、皆さまにご紹介いたします!

このストーンウェアベースにはどんな風にお花を生けたら良いですか?

このベースは重心がずれているのが面白いですよね。
口が細めなので、シンプルに1種類生けがオススメ!
お水が汚れにくいので、長持ちしやすいですよ。

ベースを何種類か並べても可愛いと思います。
高さがあるタイプは細いお花やグリーンが、低めでぽってりとしたタイプは横に垂れるような、ボリューム感のあるお花が合わせやすいですよ。

高さがあって細いお花は高低差をつけながら、バランスを整えて、リズム感を出すように生けると面白いです!

ちなみにチーコさんのオススメは黄色のベースだそうですよ!
今回は動きの面白い(ちなみにネギの仲間!)グリーンを生けて頂きましたが、お花屋さんでよく扱ってるサイズで生けられるので、買ってそのままぱっと生けることができて使いやすいとのこと。

花とベースの高さのバランスって難しいですよね、結構失敗しがちです…

ボリューム感がある花は、花とベースの高さが1:1になるように切ったらバランスよくなりますよ。
高さがあって、細めの花はベースの1.5倍くらいの高さで切ると良いと思います。

花の高さに関しては、以前フラワースタイリストの増田由希子さんにも教えて頂きましたね。
「お花のキホン」という記事でまとめてますので、よかったらチェックしてみてください!

 

 

つづきまして、ストーンウェアジャグ!

先ほどのベースと比べると、合わせる花もガラリと変わりそうですがどんな風にお花を生けたら良いですか?

このストーンウェアジャグを見たとき、ぱっと映画「かもめ食堂」が思い浮かびました!
食卓に飾るにはちょうどいいサイズで、使いやすそうですね。

また切り戻しをして茎が短くなってしまった時に、こういう小さなジャグに生けなおすとまた違った雰囲気を楽しむことができます。

(切り戻しとは•••水換えの際や黒くなった時に、黒くなった部分プラス5ミリ~1センチほどカットしましょう。切り口が新しくなり、水の吸い上げがよくなります。茎がヌルヌルしている場合は流水で洗い流しましょう。茎の色が黄みがかり柔らかくなって腐ってしまっていたら、その部分は全部カットしましょう。)

先ほどのベースと比べると、広口なので、
コンパクトになりすぎないように、葉でボリューム感を出すのがオススメです。

またどちらかの面にまとめるとしたら、前側にまとめるべし!とのことです。今回生けて頂いたものを上から見てみるとこんな感じ。

グリーンとの合わせ方のポイントってありますか?
質感や色味を合わせるとまとまりやすいですね。


例えば、この花びらのグリーンと葉の色は近いので相性が良いです。
でもくすみグリーンのような色味の葉を使うことで、全体の雰囲気を少し大人っぽく仕上げています。

逆に、元々の花の葉っぱと全然違う葉ものを合わせるのも、自然界ではあり得ない世界観を表現できるので面白いですよ!

 

こうしてお花を生けるポイントを伺うと実際に生けてみたくなりますよね。皆さまもぜひ試してみてください!