デンマークからストーンウェアのベースが届きました!
今回はなんと!東京・幡ヶ谷にある小さなお花屋さん「Forager」のチーコさんにお花を生けて頂きました!
とっても可愛い…!!!
Foragerさんが扱っているのは「普通なら脇役になる花」がほとんどで、気軽に部屋に飾れるような、おだやかな印象の花が並んでいます。
今回は見慣れないお花や動きの面白い葉を持ってきてくださったので、スタッフみんなでずっと可愛い!って言いながら、わいわいと楽しくチーコさんにお花を生ける時のポイントを教えて頂きましたので、皆さまにご紹介いたします!
このストーンウェアベースにはどんな風にお花を生けたら良いですか?
このベースは重心がずれているのが面白いですよね。
口が細めなので、シンプルに1種類生けがオススメ!
お水が汚れにくいので、長持ちしやすいですよ。
ベースを何種類か並べても可愛いと思います。
高さがあるタイプは細いお花やグリーンが、低めでぽってりとしたタイプは横に垂れるような、ボリューム感のあるお花が合わせやすいですよ。高さがあって細いお花は高低差をつけながら、バランスを整えて、リズム感を出すように生けると面白いです!
ちなみにチーコさんのオススメは黄色のベースだそうですよ!
今回は動きの面白い(ちなみにネギの仲間!)グリーンを生けて頂きましたが、お花屋さんでよく扱ってるサイズで生けられるので、買ってそのままぱっと生けることができて使いやすいとのこと。
花とベースの高さのバランスって難しいですよね、結構失敗しがちです…
ボリューム感がある花は、花とベースの高さが1:1になるように切ったらバランスよくなりますよ。
高さがあって、細めの花はベースの1.5倍くらいの高さで切ると良いと思います。
花の高さに関しては、以前フラワースタイリストの増田由希子さんにも教えて頂きましたね。
「お花のキホン」という記事でまとめてますので、よかったらチェックしてみてください!
つづきまして、ストーンウェアジャグ!
先ほどのベースと比べると、合わせる花もガラリと変わりそうですがどんな風にお花を生けたら良いですか?
このストーンウェアジャグを見たとき、ぱっと映画「かもめ食堂」が思い浮かびました!
食卓に飾るにはちょうどいいサイズで、使いやすそうですね。また切り戻しをして茎が短くなってしまった時に、こういう小さなジャグに生けなおすとまた違った雰囲気を楽しむことができます。
(切り戻しとは•••水換えの際や黒くなった時に、黒くなった部分プラス5ミリ~1センチほどカットしましょう。切り口が新しくなり、水の吸い上げがよくなります。茎がヌルヌルしている場合は流水で洗い流しましょう。茎の色が黄みがかり柔らかくなって腐ってしまっていたら、その部分は全部カットしましょう。)
先ほどのベースと比べると、広口なので、
コンパクトになりすぎないように、葉でボリューム感を出すのがオススメです。
またどちらかの面にまとめるとしたら、前側にまとめるべし!とのことです。今回生けて頂いたものを上から見てみるとこんな感じ。
グリーンとの合わせ方のポイントってありますか?
質感や色味を合わせるとまとまりやすいですね。
例えば、この花びらのグリーンと葉の色は近いので相性が良いです。
でもくすみグリーンのような色味の葉を使うことで、全体の雰囲気を少し大人っぽく仕上げています。
逆に、元々の花の葉っぱと全然違う葉ものを合わせるのも、自然界ではあり得ない世界観を表現できるので面白いですよ!
こうしてお花を生けるポイントを伺うと実際に生けてみたくなりますよね。皆さまもぜひ試してみてください!