アップデートされた伝統工芸

 今年の2月オーナーの谷がインドへ買い付けに行ってきました! そこで、とあるファブリックブランドを紹介され、とても美しく洗練されたカンタに出会いました。

 

 「これってカンタなの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、伝統的なカンタステッチのパターンを用いて、職人さんが手作業で制作されています。

 

 通常のカンタは職人さんの感性のままに、様々な柄や色の生地を組み合わせていきますが、このファブリックブランドでは生地を色ごとにストックして、どの色をどのような組み合わせで縫い合わせていくかを正確に決めて制作されています。

 

 このように色ごとに、インド綿やシルク、ヴィンテージサリーなどの生地をストックしています。

 

 そして、それぞれのパーツに番号をふって、どこにどの色を使うかを決めて制作されているため、個性を残しながらも統一感のあるカンタを制作することができます。 通常のカンタとは異なり、まさに現代的にアップデートされたカンタなのです!

 

 今回はピンク、ホワイトに加え、ブルーの色をオルネ用にカスタマイズしたブルーグレーの3色をご用意しました。ブルーグレーはグレーを加えることで、落ち着いた色味に、でも暗くなりすぎないように、何度も試作をお願いし、ようやく完成した自信作です!

 

 生地パーツは無地のものが多いのですが、生地感の違いや細かなステッチに個性が出ていて面白いですよ。 また、このカンタは見た目の美しさだけでなく、手触りにもこだわって作られています。マルチカバーやピローケースは生活の中でも身近な存在。やはり気持ちが良い方が良いですよね。

 

 キルト芯にインド綿、シルク、ヴィンテージサリーの生地を重ね合わせているため、軽く、手触りが柔らかいのが特徴です。

 

 このように切りっぱなしの生地を、縫い込まずに、フラットになるように重ねていくことで、更に柔らかくなるそうですよ。

 

 マルチカバーは様々なベッドでお使い頂けるように、元の大きさより、少し大きめサイズで作ってもらいました!ベッドだけでなく、ソファもすっぽり覆うことができる安心サイズです。

 

 カンタはソファやベッドに掛ける以外にも、折り畳んだり、敷いたり、使い方は十人十色! 今回入荷するカンタは特に使いやすさ満点です! みなさま是非お部屋のどこに取り入れようか想像してみてくださいね。

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