ふとした瞬間に目が合い、やわらかな体温を感じる。言葉はなくとも通じ合う。

そんな愛猫と過ごす何気ない毎日こそが、いちばんの宝もの。今日だって、やっぱりこう思う。
"キミが​いて​よかった​"

この連載では、モノづくりに携わる方々に、愛猫との日常を写真と言葉で綴っていただきます。

〜キミが​いて​よかった〜

滝​沢うめの​さんの場合​
愛猫・モーリン

愛猫・モーリン(呼称モーちゃん)
4歳の​女の​子。​性格は​怖がりの​お姫さま。
滝​沢うめの​
布小物作家・デザイナー。​

アンティークの​リネンを​用いた​バッグなどを​展開する​『MARTAU.​(マルト)』主宰。​


Instagram|@martau._umeno

【イベント情報】
2026.3.20 (金) 〜29 (日)

練馬の​ALDO​(@aldo_tokyo)にて​ぬいぐる​み展を​開催予定。​

​モーちゃんは甘いパンケーキの匂いがする。
お魚食べてるのに甘い匂いになるなんて不思議。

モーちゃんのお腹に頭に肉球にと、ありとあらゆるところに顔をうずめて匂いをかぎながら、かわいいかわいいと言ってるとモーちゃんも甘くニャアと返事を返してくれる。

あぁ。もうかわいくてたまらなくなってぎゅっと抱きしめると、抱っこが大嫌いなモーちゃんは手足でぎゅーっとわたしの顔面を押して突っぱねる。

そのまま逃げるようにして肩へとのぼってくるので、こちらは居心地のよいよう背中を平らにして四つん這いになる。
モーちゃんはお腹をぺったりとわたしの背中にくっつけて、そのうちにまどろみはじめる。

 

夜、モーちゃんは気分次第でわたしの布団のちょうど真ん中に乗ってきて、掛け布団越しに互いに暖をとることがある。

真ん中の場所を譲ることによって、わたしの足は布団からはみ出すことになるけれど、布団越しのモーちゃんの温もりと寄りかかるその重みは涙が出るほどに愛おしい。

長生きして欲しいと望んではいるものの、何が起きるかはまるで想像できない。

とにかく彼女の生きるすべての時間が、心から安心できてありあまるほどの幸せで満たされて欲しい。

そんなことを思い浮かべながら、湖のようなモーちゃんの瞳をじっと見つめてわたしもニャアと真似て言う。

猫はそしらぬ顔して、たぶんなんでも知ってる。

2026.02.27

2025年2月に​掲げた​コンセプト
​「キミが​いて​よかった
​その​想いは​こちらで​ご紹介しています。​

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