【商品開発ストーリー】シェーカーネコベッドができるまで

洗練されたフォルムが魅力のシェーカーネコベッド。爪とぎカバーにもなるネコベッドができるまでの開発ストーリーをご紹介します。

はじまりはスタッフの愛用品から

当店で人気のシェーカーボックス。木の温もりがありながらもシンプルでどんなお部屋にも合うので、スタッフにも愛用者が多くいます。
普段からシェーカーボックスを使っていたオルネコ部員は、シェーカーボックスにネコが入ったらかわいいのでは？と密かに思っていました。丸い形はネコが大好きだし、見た目がおしゃれだと飼い主の気分も上がります。

ただ、既製サイズだとネコにとっては小さすぎたので、ベッドにするにはもっと大きなサイズを特注する必要がありました。

シェーカーボックスの仕入れ先のメーカーさんとは、お会いする度に商品開発のアイデアなどを話す間柄。そこで、特注サイズのシェーカーボックスを作っていただけないか相談してみることにしました。

シェーカーシリーズ

工場も初挑戦のビッグサイズ

展示会のタイミングでメーカーさんに話してみたところ、私たちの希望するサイズは、工場で製造可能とされていた最大を超えた大きさであることが判明しました。しかし、私たちの「シェーカーボックスでネコベッドを作りたい！」という強い想いを受けて、メーカーさんから一度工場に交渉していただけることに。

半ば諦めかけつつ、後日改めて詳細についてメールしたところ、「工場も作ったことがなく実現できるか分からないけれど、作ってみます」との回答が！私たちの熱意が伝わったのか、特別に大きなサイズに挑戦してもらえることになりました。

ファーストサンプル

無事に作ることができるかドキドキでしたが、メーカーさんから完成したサンプルの写真が送られてきて一安心。
実物が届き、小さいサイズと変わらないその手仕事の美しさにうっとりしました。今まで誰も見たことのないサイズのシェーカーボックスなので、存在感が強すぎたらどうしよう、という不安もありましたが、薄造りなので大きくてもすっきりしていて、自然にお部屋に馴染んでくれそうです。

出来上がったもの

特注したサイズは、ネコが大好きな丸型爪とぎのカバーにもなる直径40cm。しかし、早速オルネコ部員が家に帰って試してみたところ、ギリギリ入るサイズではありましたが出し入れしづらかったので、直径を5mmほど大きくしてもらって微調整しました。

爪とぎカバーにも、ベッドにも

ネコアイテムの悩みの一つは、実際にネコが使ってくれるか分からないことではないでしょうか。飼い主が気に入って購入しても、肝心のネコが使ってくれなくて悲しい思いをした、という経験は誰しもが経験しますよね。
シェーカーネコベッドは、いつも使っているお気に入りの爪とぎをすっぽり入れられるので、丸型爪とぎが大好きな子なら、きっと自然に入ってくれますよ。