ado(アド)渡辺真希子
art work exhibition
2022年12月不動前店にて、熊本県を拠点に制作するアーティスト、アド(渡辺真希子)さんの個展を開催しました。さまざまな動物たちのドローイングをはじめ、立体作品も並んだ展示の様子をお届けします。
立体作品のトラネコ。ほぼ原寸大です。
アドさんに図案を依頼して、オリジナルで制作したネコのマトリョーシカ。
メインの壁面を飾った、動物や植物のドローイング。主に和紙にオイルパステルで描かれています。
手のひらに収まる「omamori e(オマモリエ)」。お守りみたいなサイズ感で、なんとも愛くるしい存在。
作品と共に、アドさんの私物も展示させていただきました。大切にしている動物のオブジェ、幼い頃に愛読した本、ケニアに行くきっかけになった神戸俊平さんの本など。アドさんのいきものに対する思いが垣間見える内容。
紙粘土で制作されたフクロウ。
ヤブイヌの立体作品。一般的にあまり馴染みのない動物にも、優しい眼差しを向けるアドさん。
中央は、クリスマス時期のモチーフ「ヤドリギ」。アドさんにとっては植物も「いきもの」。
オルネドフォイユでは初めての開催となった、アドさんの個展。ドローイングや立体など、約90点の作品が並びました。
ヒトと動物のあいだ、生命のありようの表現を模索し、動物に対して何か出来ることがないか、常に考えながら制作活動を行うアドさん。その作品は、いきものへのやさしい眼差しに溢れていて、私たちに「大切な何か」を気づかせてくれるようです。
アドさんとは、今後も企画を検討中です。どうぞ、お楽しみに!