今井律湖 陶展

2023年2月不動前店にて、栃木県益子町にて作陶する今井律湖さんの個展を開催しました。イギリスで陶芸を学んだ経験のある今井さんの作品は、自由な感性を持ちながらもどこか懐かしく、使い手の気持ちに寄り添う優しさを感じさせてくれます。器や花器、オブジェなど、様々な作品が並んだ展示の様子をお届けします。

異国の牛をモチーフにした絵皿。線彫りで絵柄を立体的に表現。

壁面には器や人型ポット、花器などが並びました。

左から「鳥の木」、馬に乗った人の絵皿、動物たち。

焼締めの女性像や小壺、スリップ絵皿。釉薬を使用しない焼締めの作品には、どことなく原始的な雰囲気が漂います。

中央のテーブルには、器類や人型ポットなどが並びました。

鹿の箸置き。

こちらは馬の箸置き。たてがみがポイント。

中央は飴色と翡翠色の飯碗。高台が高く、どっしりしているのが今井さんの飯碗の特徴。

女性のポーズが楽しいベル。揺らすと「チリン」と音がします。スカートが膨らんだような造形がユニーク。

染付のシャガール。絵柄は全て異なる一点もの。

左端の花器は、益子の伝統的な釉薬を使用しているそう。翡翠を思わせる、まるで宝石のようなグリーン。

お花の下でうずくまるハリネズミ。

オルネドフォイユでは2度目の開催となった今井律湖さんの個展。器や花器、人型ポットやオブジェなど、約200点が並びました。
通常の釉掛けに加えて、染付、焼締、スリップ、線彫りなど、様々な技法や手法を用いて制作する今井さん。生まれた作品は、国籍や時代を超えて、他のどこにもない、独自の世界観と魅力を持っています。
一見「かわいい!」と表現したくなりますが、それだけではない、確かな技術と、文化のバックグラウンドと、知識と、類まれなセンスによって生み出される今井さんの作品の数々。
絵皿をじっと眺めていると、その背景に物語も感じるような、今回の個展でした。


※展示は終了しました

2023.3.17

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