小駒眞弓×飛松弘隆
“quiet & calm”
2023年3月不動前店にて、小駒眞弓さん(uu ceramic jewelry and objects)と飛松弘隆さん(飛松灯器)の二人展を開催しました。共に作家であり、夫婦であるお二人の作品に共通するのは、静けさと穏やかさ。小駒さんのジュエリーとレリーフ。飛松さんの照明。お二人の世界観が表現された、展示の様子をお届けします。
2Fの小駒さん展示スペース。上部には、飛松さんの照明が3灯。
展示の設営は、小駒さんご自身が担当されました。
全体のバランスを見ながら、レリーフ作品の位置を決めます。
静謐な美しさが漂う、壁面のレリーフ作品たち。
磁器とガラス釉薬を熱で融合させた「fusion」シリーズのピアス。
こちらはリング。土の上に重ねたガラス釉が、彫りの模様をより美しく浮き立たせています。
大きめのレリーフ作品は、抑えた色調でも存在感は抜群。
1Fは飛松灯器の展示スペース。
白磁を通した暖かい灯りが、見る人の心を癒してくれるよう。
見上げると、まるで照明のシャワーを浴びているような印象。
小駒さん同様、会場の設営は飛松さんご自身が担当されました。
点灯時と消灯時で大きく印象が異なるのが飛松さんの照明の特徴。消灯時も、まるでオブジェのような美しさです。
鋳込み型の技法によって制作される白磁のシェード。手に取ると、その薄さと軽さに驚きます。
オルネドフォイユでは初の開催となった小駒さんと飛松さんの二人展。1Fと2Fに会場を分けて、お二人の世界観を存分に楽しんでいただける内容となりました。
小駒さんのジュエリー&レリーフと、飛松さんの照明。アイテムは異なりますが、共に作家であり、夫婦であるお二人の作品に共通するのは、「静けさ」と「穏やかさ」。
目にすると、自然と心が落ち着いて、穏やかな気持ちへと誘ってくれるような、今回の展示でした。