いま大注目!!!モロッコラグの世界 part2

前回はザナフィとボ・シャルウィットについてご紹介いたしましたが、今回はモロッコラグの中でもこれ見たことある!というお客様が多い「ベニワレン」についてご紹介します!

ベニワレンはモロッコ北部のタザという街の近く住むベルベル人のベニワレン族が織っています。

この地方の羊は毛足が長く、モロッコで最も質の良い羊毛がとれることで有名です。
ベニワレンの特徴でもある菱形は「家を守る」と言った意味が込められているそうですよ。

以前は白糸は白い羊、黒糸は黒い羊の毛を使用していましたが、現在は白い糸を黒く染めて使用していことが多いそうです。
また最近は白と黒以外の色を使ったものも増えてきましたが、色落ちの可能性があるのでお手入れの際はお気をつけて!

次にご紹介したいのが「カクタスシルク」という素材で織られたカクタスラグ。
オルネドフォイユ では同じ素材で作られたクッションも人気です!

モロッコでは、「モロカン・シルク」「サブラ」とも呼ばれており、日本ではあまり馴染みのない素材ですが、カクタスシルクの原料となる植物は、モロッコでは昔から普通に生えているのだとか。
そのため、民族衣装やソファ生地、カーテンタッセルなど生活のあらゆるところで使われています。

ウールや麻などとは異なる手触りで、「シルク」と呼ばれていることからわかるように、天然の上品な光沢と発色の良さが特徴!

今まで紹介したもの以外にも、キリムラグやアジラル、ブシャド、タズナフトというように作られている地域の名前を冠したラグもたくさんあります。

個人的にモロッコラグの特徴で面白いと思ったのがこちら!

片側だけフリンジがつく「モノフリンジ」

もともとはベニワレンの伝統的なスタイルで、オルネドフォイユ でお取り扱いしているラグもよく見ると片方にしかフリンジがついていないものが多いです。

モロッコは冬は非常に寒くなります。厳しい寒さの山岳地帯の生活必需品として作られており、丈夫で冬場をしのぐのに十分な暖かさを保ってくれるので、これからの季節にはオススメです!

9月30日まで10%OFFのモロッコラグフェアを開催しておりますので、気になるラグがあればこの機会にぜひお買い求めください!

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