収納上手なスタッフの
カゴの使い方
「使ったものを元に戻す」
分かっていても、これが意外に難しい。
そんな時こそ、収納選びを工夫してみましょう!
片付けの習慣化には、意識よりも「仕組みを変える」が近道なんです。
今回は、収納アドバイザーの資格を持つスタッフが、無理なくお部屋を綺麗に保つアイデアをご紹介します。
スタッフ・スズキ
2024年よりオルネスタッフとして勤務。好きなものに囲まれつつもスッキリと暮らしたいという思いから、3年ほど前に整理収納アドバイザーの資格を取得。家族+4匹の猫と暮らしています。
収納のコツはズバリ、この2つ!
その1
生活の動線上に、しまうこと。
収納といえば、「お掃除系」「文具系」「スキンケア系」と、分類してまとめがちですよね。でも実はカテゴリーにとらわれず、「使う場所」の周辺に収納するのがおすすめ。
例えばハサミ。収納場所は文具コーナーではなく、牛乳パックを開く時、段ボールをまとめる時、封筒を開ける時…など、暮らしの中でよく使うシーンにそれぞれ置き場を作りましょう。ハサミの数は増えますが、使って戻すまでがスムーズになります。片付けのストレスが減るはずですよ。
その2
「使う→しまう」までのアクションを短くする
使ったものを、元に戻すとき
①キャビネットの扉を開ける
②重なっている箱を下ろす
③蓋を開ける
④しまう
よりも、
①キャビネットの扉を開ける
②しまう
にしたほうが、片付けるハードルはぐんと下がるもの。元に戻すまでの動線を簡素化するのがコツなんです。
そのため、扉や引き出しの中にしまう(隠せる)時は、「フタのない収納」を選んで「重ねない」こと。
逆によく使うものは、見た目の良い箱に入れて、見える場所に出しておくと良いですよ。
アイテム別のおすすめの使い方
スタイリッシュなデザインで、それ自体にインテリア性があるので、見せる収納におすすめ。
こんな場所・シーンにおすすめ
その1
玄関に。
すっきりさせておきたい玄関。細々と使うものがあるから、見せる収納の出番です。
まず、玄関には毎日持ち歩くもの(鍵、定期券入れ、エコバッグなど)をセットにしておくと、外出する時にバタバタせず便利ですよ。
そのほか、家族の持ち物(マスクやハンカチ、ティッシュなど)を入れておくのもGOOD。必ず通る玄関にあれば、忘れづらくなります。
防水スプレーや靴磨きセット、虫除けスプレーなど、玄関で使うものはまとめましょう。下駄箱にスペースがなくても、見える場所に堂々と置いてくださいね。来客時も気にならない、絵になる収納です。
その2
スキンケアアイテムを、リビングに。
パック、保湿、美容液など工程の多いスキンケア。洗面所ではなく、リビングでテレビを見たり家事をしたりの合間にケアする人もきっと多いですよね。
MEGUMIさんの書籍にもありましたが、継続がカギのスキンケアだからこそ、パックや化粧水はまとめて生活の動線上に置いておきましょう。忘れず自分のペースで取り入れられますよ。
シェーカートレイなら、中央にしきりがあるので、細々としたものもすっきり収納できます。ハンドル付きで持ち運びにも便利です。
大容量で口が広く、ざっくり収納におすすめ。横からも取り出せて、移動しやすいハンドルつきです。
こんな場所・シーンにおすすめ
その1
紙袋(ここに入る分だけ!)
いろいろなショップの紙袋、つい取っておきたくなりますよね。でも形やサイズもさまざまで、収納が難しい。そんな時は、このおおらかなバスケットにおまかせ。「取っておくのはここに入る分だけ」と決めておくと、溜め込みすぎることなく定期的に見直せます。
その2
子どものおもちゃ
種類も数も多い子供のおもちゃ。収納場所が細かく分かれていると、子供が自分で片付けるハードルがあがってしまうことも。遊び終わったらざっくりとしまえるバスケットなら、見た目も◎で、大人も子供もハッピーです。
床置きしやすいフォルムもグッドポイント。移動させやすいので、リビング、寝室、子供部屋など、おもちゃ一式を持ち運びたい時も便利ですよ。
その3
編み物セット
毛糸、編み棒、編み物の本、そして意外と困るのが「編みかけのもの」の置き場。完成につれて大きくなっても、コニカルバスケットならちょうど良く収まります。
「少し休憩!続きは後で」という時にも、途中でザクっとしまって、部屋の隅に一時避難。中身がほどよく隠れ、そのまま置いてあっても気になりません。
収納のポイントは、物を使う前後の動きやシーンにを意識すること。そう知った上で置き場所やアイテムを選ぶと、片付け上手への一歩を踏み出せそう。ぜひ参考になれば嬉しいです。
2025.2.6
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