ちょうどいいラグのサイズ
ラグが1枚入ると、空間がぐっとまとまった印象になりますよね。
今回は、ラグ選びの中でもご相談の多い「ラグのサイズ」についてお届けします。
オルネ ド フォイユでも人気のハンドメイドのラグの場合、1点ものであるがゆえ「気に入った柄で、サイズもぴったり!」というものに出会うのが非常に難しいです。
あらかじめ必要なサイズの目安を知っておくと、とっさの判断もしやすく、お迎えのチャンスを掴みやすくなりますよ。
サイズオーダーで購入する場合にも、「大きいサイズにする?もっと小さくても十分?」と、迷ったときのヒントになると思います!
ラグの横幅
横幅の目安としては、ソファ幅とほぼ同じ、もしくは少しはみ出すくらいがおすすめです。
スペースにゆとりがあれば、ラグもソファの両サイドから均等に見せてあげると、よりバランスの取れた印象になります。
ソファとラグが部屋のコーナーに来る場合は、ラグもソファ幅と同じくらいにして、なるべくはみ出ないようにすると綺麗におさまりますよ。
ラグの奥行き
奥行きに関しては、基本的にはお好みでOK。検討しているラグのサイズ展開に合わせて決めて良いと思います。
床に座りソファに寄りかかってくつろぐ事も多い場合には、ラグがソファ下まで入り込んでいる方が居心地が良いと思いますが、絶対ではありません。
お好みで決めつつ、迷った時は下記を気に留めてみると良いと思います。
・奥行きが短すぎないように
・ラグにソファ全体を載せたい場合は、大きめサイズが◎
まず、奥行きが短すぎると「ソファ」「ラグ」「TVボード」とそれぞれが分断され、まとまりのない印象になってしまいます。
テーブルによる床の傷付き防止に、などのピンポイントな目的でない限りは、短すぎに注意です。
ラグにソファを載せる場合は、ソファ全体が乗るような、大きなサイズのラグがおすすめ。全体的にラグジュアリーな雰囲気になりますよ。
特にソファの背面も見えるような配置の場合、後ろからも少しラグが見えると、ゆとりのあるリッチな印象になります。
横幅も奥行きも、ギリギリ感を出さないようにするのがポイントです。
敷き方のアレンジ
ラグのアレンジで動きを出したいときには、贅沢に「ラグを重ねて敷く」というテクニックも。
重なり部分はどうしても段差ができるので、ラグの厚みによってはセンターテーブルががたつかないように調整してみましょう。
取り入れるのにおすすめのシーンとしては、
センターテーブルやパーソナルソファが置けるぐらいリビングスペースが広い場合や、
TVとソファの間に距離があり、四角いラグ1枚では間延びしてしまう、という場合にも効果的です。
こんなところにもちょうどいい
ワンルームタイプのお部屋などで、ゆるく空間を区切りたい時にもラグは活躍します。
リビングだけでなく、デスク周りやベッドの傍、パーソナルチェアなどと一緒に敷くのもおすすめ。1つのエリアとして、まとまりを持たせることができますよ。
寒い季節には、いつものラグに毛足の長いムートンを重ねるのも良いですね。インテリアのアクセントにもなります。
肌寒い朝、ムートンに触れた時の暖かさは格別!裸足でもふもふする感触がたまりません。
いかがでしたか?
もこもこした足触りがちょっぴり恋しくなってくる今日この頃。
今年はインテリアにラグを取り入れてみませんか?
2023.10.27