ミニマルな佇まいで壁面にフィットつつ、見る角度によって印象を変える、絶妙なバランスでデザインされた掛け時計。
正面から見るとフラットで視認性が高く、時計としての機能をしっかりと果たしてくれます。
特徴的なのはフレーム部分。ラッパのベルのように外に広がるフォルムが、壁から飛び出してきたかの様な方向性を感じさせ、シンプルな中にも遊びごころを感じさせます。薄く軽快なフレームは、金物の町として知られる新潟・燕三条の工場で、へら絞りという技術で実現されています。
意識を向ければ時計としての存在感を発揮し、それ以外の時にはインテリアに調和する、さりげなく美しいウォールクロックです。