空間の印象を一変させる、オブジェのような照明

心地よい空間は、心地よい照明から。

好きなものに囲まれたプライベートな空間で、快適な時間を過ごしたい。
照明は、そんな空間を構成するインテリアのキーポイント。

昼間はオブジェとして、夜は光と影で、空間の印象を一変させてくれます。
それは、もしかしたらテーブルやソファといったメインの家具よりも大切な存在なのかもしれません。

今回は、オルネでおすすめの主役級な照明をご紹介します。

まるで空中を浮遊するようなユニークなデザイン

一度目にしたら、忘れられないビジュアル。

2つの接合された乳白色の受け皿で構成され、黒い塗装のアルミニウム製キャノピーで天井から吊り下げられたデザイン。
楕円形のデザインのシンプルさと素材の軽さは、まるで無重力空間を浮遊しているようです。

Gino Sarfatti(1912-1985)

デザイナーは「光の巨匠」ジノ・サルファッティ

1912年イタリアのヴェネチアで、ユダヤ系の裕福な家庭に生まれたジノ・サルファッティ。

27歳で後に伝説の照明メーカーとなる「アルテルーチェ」を設立。
生涯で実現した照明の数は、なんと700を超えます。

彼の功績は、革新的な技術と素材へのアプローチ。
当時、照明業界の素材の主流はガラスでしたが、ガラスよりもはるかに強力で軽量な新素材「ポリマープラスチック」を採用した画期的なモデルが、こちらの2065でした。

デザインされたのは1950年。
今から70年以上も前に生まれたとは思えないモダンさと普遍性は、サルファッティの斬新な発想と新素材へのアプローチの賜物なのです。

きっかけは、オーナー谷の一目惚れでした

Model2065をオルネでご紹介することになったのは、オーナー谷の一目惚れがきっかけでした。

今、何となく丸みのあるデザインの照明が気になっていて、でも他と違うものをと思って探していたときに、偶然見つけました。
シンプルでモダンな雰囲気なので、現代のものだろうと思っていたら、実は70年も前にデザインされた復刻もので、その意外性にも驚きました。

まず自宅用にサンプル購入して、実際に使用してみた感想は、見た目以上に軽いのでとても扱いやすいこと、内側に電球が5灯付けられるので、光量的にも申し分なかったです。
自宅で実際に使ってみて、その良さに納得できたので、ショップでの取扱いを決めました。

とにかくシンプルなデザインなので長く愛着を持って使えそうだし、我が家の来客にも好評です。

<オルネドフォイユ 谷>

おすすめのポジションはダイニング

ダイニングは、家族みんなが集まって食事する場所。
いわば、家の中心です。
ダイニングランプを何にするかで、すまい全体の表情が決まると言っても過言ではありません。

シンプルでタイムレス、そしてデザイン性と機能性に優れたModel 2065は、そんなすまいの中心にふさわしい、洗練さと居心地の良さを演出してくれますよ。

心地よい空間は、心地よい照明から。
そして、心地よさの感覚は、人それぞれです。

まずはお気に入りの照明を見つけることから、自分にとっての心地よいインテリアを考えてみてはいかがでしょうか?

ブログに戻る