

土の美しさを感じる
シンプルモダンな寺園証太さんの器
岡山県瀬戸内市を拠点に活動する備前焼作家・寺園証太さんの作品をご紹介します。寺園さんは全長8mの自作の登り窯で、年に約1回のみ10日間以上かけて窯焚きをされます。
備前焼とは、釉薬を使わず高温で焼成する焼き物。窯への詰め方や窯の温度の変化、焼成時の灰や炭などによって表情が変わり、一つとして同じ色、同じ模様にはなりません。
備前焼といえば重たく重厚感のある作品が多いイメージですが、寺園さんの作品は素朴で力強い中にも洗練が感じられ、料理や日常の風景に馴染みます。
和洋問わず、意外にも様々なジャンルの料理に合わせやすく、独特の色合いはディスプレイに使用しても存在感を発揮します。土そのものの素朴な温かみと、シンプルモダンな佇まいの掛け合わせで、現代の生活に合う作品に仕上がっています。
今回ご紹介するコンポートはそれぞれ1点もののため、色や形など仕上がりに違いがあります。
※プレートとカップは、現在お取り扱いしておりません。
Buyer's voice
雑誌で偶然寺園さんの作品を見かけて一目惚れし、今回作品をお願いしました。
備前焼独特のグラデーションが素晴らしく、備前焼は初めてという方にもぜひオススメしたいです。

コンポート7寸/C

コンポートは6寸と7寸の2サイズ。同じサイズでも、1点ごとに形やサイズに違いがあります。
※6寸は廃盤です。

6寸は直径18.5〜19cm、7寸は直径21.5〜22cmです。(※6寸は廃盤です)
釉薬がかかっていないため、使い始めは土ならでの凹凸がありますが、使い込むうちに滑らかになっていきます。経年変化もお楽しみくださいませ。
Image Gallery


寺園証太 プロフィール
1972年 福岡県生まれ
1995年 日本大学芸術学部写真学科 卒業
1998年 九州産業大学大学院芸術研究科 卒業
同年、岡山県伊部に移住
伊勢崎 競氏のもとで備前焼の基礎を学ぶ
1999年 伊勢崎 満、卓 両氏のもとで修行
2007年 岡山県瀬戸内市牛窓の地に独立。登り窯を自作する。
2011年 初窯。